――――目覚めの良い日は良い事がある――――
そんな今日は、私にとっては忘れもしない大切な日――――――――――
花言葉の理由
「!!!大丈夫!?」
馬をちゃんに帰すべく跡部先輩と一緒に『弦ちゃん』を引いて戻っていた
「うん…」
「よかった〜…。跡部、アンタ私の妹になにもしてないでしょうね?!」
「あーん?何の事だ。」
はははは…妹ってとこが妙に強調されたような…
私を跡部先輩から引き剥がし、間に立つ
「ふっ。じゃ、俺様の用はすんだ。あばよ。」
「あ、ちょっとまった。」
クルリと歩き始めた先輩を珍しく怒っていない様子でちゃんが呼び止める
「頼まれたもん、持ってきたけど…」
「あーん?ああ、ご苦労さん。」
「アンタ、本気?もしに何かしたら…」
「お前の知ったこっちゃねぇだろ。これは俺様ととの間だ。」
訳の判らない会話が二人の間で行われていた
……私の名前が出てきたんだけど……
「じゃー、渡すけど……」
「ああ。」
再び歩き初め、小さくなって行く先輩
「あの、ちゃん…一体…???」
「ん?あ〜…」
ようやく二人っきりになって先程の会話の意味を問いだす
「ちょっとね…まずはこっち来なさい。渡すものがあるから……」
私から『弦ちゃん』を取り、心配そうに、嬉しそうに引いて行く
場所移ってここは校内の馬小屋 (いや、本当にこんな中学あるんかい……… Byロウ ←書いてる張本人)
「いや、何?少し前にねアンタの部活メンバー達と偶然商店街であってね。」
『弦一郎』と言う馬屋から出て来て説明を始めるちゃん
………この人、大マジだ………。心の中で思わずそう突っ込む
「アンタの誕生日プレゼントを買っていたところで見つかって、興味持ってたっぽかったから(投げ遣り)今日の事伝えた訳。
そんで次の日、いつの間にか相談したのか、隣の向日が皆でパーティしようって話し掛けてきて…」
「なるほど…それであの展開か…」
「そうそう。で、ここが重要ポイント。一昨日跡部に呼び出されて、ちょっと相談に乗ったの。」
「うん。…?…!は〜?!」
お互い意味嫌っている同士がどう言うシーンで相談しあったのか……
「プレゼントの相談よ。本当、跡部張本人から私に来るなんて思いもしなかったわ…
ま、確かにを一番良く知ってるのは私だけどさ…ま、そこで聞かれた訳。
ほら、私の最近始めた趣味って知ってるでしょ?」
「……花言葉とかの事……?」
「ビンゴ!」
ちゃんがその時行なわれた会話を思い出し、伝えてくれた
―
「何?珍しいじゃない、アンタが直接、私に用を言うなんて。」(笑顔)
「そう言えばそうだったな。普段ならか向日を使うんだが…
今日ばかしは俺から言わねーと意味ねぇからな…」
「『使う』って…ま、いっか。で?私だって時間が惜しいのよ。さっさと用を言いなさい。」
「ったく…本当にお前は…判った。単刀直入に言う。
最近がお前に新しい趣味が出来たって聞いてな、ちょっと相談に乗って欲しいことがある。」
「…アンタに趣味知ってもらえるなんてちょい不気味…」
「(無視)八月、つまりの誕生日の事が聞きたい。」
「(無視かよ…)………何の為…?」
「…おい。判ってて聞いてんだろう、あーん?」(怒)
「はいはい…。ま、可愛いの為だからしょうがないはね…何がお望み?」
「誕生石と誕生花。」
「私の専門は花なんだけど…ま、自分のプレゼント用に調べたからいいけど…
八月の石はぺリドットよ。アンタなら説明しなくってもどれか判るでしょ?」
「ああ。」
「で、花は月下美人、エリンジウムにキキョウ。
でもね、アンタが本気ならの話だけど、お勧めはキキョウよ。」
「…意味は?」
―
「 『優しい愛情』 」
「え?」
「キキョウの花言葉よ。教えてもらったんでしょ?それが何の花か」
そう言って私の首から提げてある、先程跡部先輩からもらったペンダントを指差す
「本気だった見たいだね…」
満足そうに言い放ち、私に赤いチューリップの花束を渡す
「赤のチューリップは『愛の告白』…。跡部からのもう一つのプレゼントよ。」
花束を受け取り、顔が急に熱くなる
「行きなさい、アイツ部室にいるはずだから。答え、もう決まってるんでしょ?」
決意を示した瞳を秘め、コクンと頷く
ちゃんが私の決意に優しく微笑む
出口に向かって小走りで進む
「あ、。」
馬小屋を出る直前に呼び止められる
「言い忘れてたけど、キキョウとチューリップにはね、両方とも、もう一つ意味があるの――――」
「跡部先輩!!!」
部室に駆けつけて、先輩を探す
そして一人部室でぼーっとしていた先輩を見付け歩み寄る
「…」
私の姿を確認し、立ち上がる
「先輩、私…」
答えを言おうとした途端に止められる
綺麗な指が私の唇を押さえる
「…何も言わなくて…良い…」
コクンと頷く
私の唇をそっと優しくなぞる
ゆっくり顎を持ち上げ見詰め合う
先輩の顔が近付いてくる
「……」
恥ずかしくって目を閉じる
その瞬間、唇に暖かい感触が触れる
優しく、触れるだけのキス
本日、二度目のキス
――― キキョウとチューリップにはね、もう一つ意味があるの ――――
――― 『 変わらぬ愛 』 ―――
そして
――― 『 永遠の愛 』 ―――
―おまけ―
次の日の事:
「こら〜〜〜〜〜!!!!このやろ〜〜〜〜!!!!!!!!」(怒)
昨日に続けてまた同じ聞きなれた声が怒鳴る
「ちゃん?!」
「また性懲りも無く!!私の馬帰せ〜〜〜!!!!!!!!」(怒)
跡部「よう、。」
「あ、先輩……」(照)
昨日の出来事が頭の中を巡る
跡部「ほら、手ぇかせ!逃げるぞ!!」
「え、でも馬、ちゃんの……」
跡部「後で誤れば良いだろう?」
「………」
「追いついたはよ!!こら〜、跡部!!!」
跡部「ちっ!」
「きゃっ?!」
急に先輩に引っ張られて、昨日のように馬上で先輩に抱きかかえられる
「人の…な?!に何する気?!」
跡部「馬ぁ!借りるぜ!!!!!!」
「な?!ちょっ?!弦ちゃん返せ!!!!!!!!!!!!」(怒)
ちゃんの声が遠くなっていく
跡部「『弦ちゃん』…??」
「あ…馬の名前です…」
跡部「どこかで聞いた事があるような…」
「あ、去年、対立海の先輩の試合見に、連れて行ったんです…」
跡部「まさか…」
「そのまさかです…」
跡部「おいおいマジかよ…」
「昔っから変なんです…」
跡部「……だな……」
二人見合って笑う
そしてそっと唇を重ねる
幸せな今
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あとがき 8/28/2005



実はこの夢、書いてて自分でも恥ずかしかったり……(苦笑)
かな〜り甘めの夢。それであってシリアス。かな〜???(しかもギャグ入りの…JJJ)
途中で跡部のキャラが突然掴めなくなってしまい、氷帝戦を読んだり、20.5を何回か睨み…
最終的には跡部のキャラソン聞きながら書いてました…(苦笑)
それにしても…さん、さんの事、過保護しすぎ…ですかね??(苦笑)
花言葉は、実際、私の最近のマイブームなのです。
この間日本に帰った時、辞典を買ったほどです(桃花に呆れた目で見られました…)
でも、結果的にはいい使い道ですよね?!(汗)
馬の名前……いや、もう本当、私の願望です。
友達皆に(桃花含める)呆られるほど『真田さん病』なんです、私。(苦笑)
で、一つ:馬を飼っているのも願望です
あ、馬に詳しくない人で『トラケーネン』の事を知りたい人はこちらでどうぞ♪(少なくとも外見のみ)
いや、本当。綺麗な馬ですよね〜…跡部にぴったしの馬で…(苦笑)
このシーン、実はちょっとゲーム『テニスの王子様 Rush & Dream』からアイディアを頂いてます。(笑)
と、ま〜馬の話になるといつになっても黙らない私なので…
では、もう一度:
桃花誕生日おめでとう!!!!!!!
―おまけA―
跡部「俺様達が結婚したら…」
「えっ…」(照)
跡部「あれと家族になんのか…」(溜息)
「あ、私も一様姉として見てますから…そうですね。」(苦笑)
跡部「………もしアイツが真田と………」(恐)
「??」
跡部「もし、結婚したら…真田とも兄弟かよ…………」(嫌)
「あ」
あはははは…………ちょっと書いてみたかった興味本意での会話(汗)
跡部、本当に嫌がりそう(笑)
自分勝手でスイマセン(苦笑)